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    支部長挨拶

    (一社)日本補償コンサルタント協会 近畿支部
    支部長  中 村 雄 一

     第42回近畿支部通常総会におきまして、近畿支部の支部長を拝命致しました中村でございます。
     近畿支部が42年目を迎えることができましたのは、偏に長年にわたってご愛顧いただきました起業者の皆様をはじめ、お世話になりました関係各層の皆様のお陰と衷心より感謝申し上げます。特に近年、用地事務が複雑化・高度化する中、近畿支部の会員と直接膝を交えて意見交換して頂いた起業者各位には、この場をお借りして重ねて厚く御礼申し上げます。
     さて、私共の業界における最も重要な課題は、"人材の育成"と言っても過言ではありません。公共事業の用地取得に携わる我々は、測量・建築・機械・法律・会計といった各種専門性に加え、立場の異なる方々ともコミュニケーションを取り円滑な用地補償業務の推進を担う豊かな人間性が求められます。したがいまして、各専門分野の技術力を日々研鑽すると同時に、常に明るく前向きで逆境に負けない人間力の養成が不可欠です。
     当協会では、用地補償に必要な測量士、建築士、技術士、不動産鑑定士、税理士、公認会計士等の国家資格とも連携した専門科目の「補償業務管理士(全8部門)」の資格制度がありますが、人材の育成という観点から、今後も研修会やCPD研修制度、また日々の業務等の中で、日夜その技術力と人間力とを切磋琢磨して参りたいと思います。
     毎朝5時に起きて「論語」を素読された松本前支部長には、"協会活動は会員のため"という飾らない人柄やその私心なき明朗快活さによって、近畿支部内外のコミュニケーションや風通しを良くし、支部活動全般にわたって活性化して頂いたものと心から敬服申し上げる次第です。
     思えば亡き父(中村清臣)が補償コンサルタント業を専業として弊社を設立してから53年の歳月が流れました。「お前よりもわしの方が、遥かに業界のために貢献してきた」「お前が一体、何程の事をやったと言うのか」仏壇の向こうから聞こえてくる亡き父の声なき声に叱咤激励され、改めて近畿支部長としての責任の重さを痛感しますとともに、会員や関係各層のご期待に応えねばならないと決意を新たにしているところです。
     初めての経験で何分不行き届きな点もあるかと存じますが、皆様からのご助言やお力添えによりまして近畿支部を素晴らしい支部にしていきたいと思いますので、皆様方のご指導とご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。